1.万葉集

作詞:永六輔
作曲:中村八大

(朗詠)
世の中は 空しきものと 知る時し
いよいよますます 悲しかりけり
千年以上も昔の男が
今と同じよな愚痴こぼす
なんとかしようよ
まるで同じじゃ
サルに顔向け出来ないよ
(朗詠)
ますらをや 片恋せむと 嘆けども
思(しご)のますらを なほ恋にけり
千年以上も昔の男が
今と同じよな 片思い
いやじゃありませんか
当ってくだけろ
磯のアワビじゃあるまいし
(朗詠)
銀(しろがね)も 金(くがね)も玉も 何せむに
勝れる宝 子に如かめやも
千年以上も昔の親父が
今より立派な育てぶり
学校の成績
あてにはならぬ
夢のある子が宝もの
(朗詠)
万葉集 読んでつらつら おもんみた
植木等の 学のあるとこ……
なんともはや


2.たそがれ忠治

作詞:鎌田洲見雄
作曲:萩原哲晶

空にクルリコ 三度笠投げて
行く手占う 上州境
風のまにまに 流れる雲を
見れば身にしむ 見れば身にしむ 胸にしむ
「ハァーしみるしみるよ
……………国定忠治も落目だねェ」

行方定めぬ 落目の旅を
追ってくれるな 上州鴉
闇に流れる 呼子(よびこ)を聞けば
小松五郎の 小松五郎の 刃がうづく
「いやうづくったってね
……………国定忠治も落目だねェ」

渡り鳥さえ 塒(ねぐら)はあるに
帰えるあてない 流転の旅路
ワラジゆるめて 盃持てば
捨てた故郷が 捨てた故郷が 目に浮かぶ
「ウイー酔ったなー
……………国定忠治も落目だねェ」


3.おらぁグズラだど

作詞:青島幸男
作曲:馬渡誠一

「おらぁグズラだど」

ウワーッ カッチョイーッ
グズラだーッ カッコマン
ドゥハハアー
おらぁ グズラだどヒヒヒヒ
力は千人力 リキキキキ
口から火を吹く ブヒヒヒヒ
鉄だって食べるよ ムシャシャシャシャ
だけどちょっぴり泣き虫 ドホホホホ
ドッタドタ ドンドン
ドッタドタ ドン

カッチョイーッ
グズラだーッ カッコマン
ドゥハハアー
おらぁ グズラだどヒヒヒヒ
怒るとこわいよ カッカカカカ
ここで一発! ポヨヨヨヨン
ひと飛び10メートル ピヨヨヨヨン
だけど注射はきらいよ ドホホホホ
ドッタドタ ドンドン
ドッタドタ ドン

待ってました カッコマングズラ
ドウハァー


4.あんた

作詞:北れもん
作曲:北一多

好きだから アンタ
キスさせて アンタ
だから今夜も逢いに来たのさ アンタ
このまんま アンタ
いつもの道を アンタ
いつものように帰るのかい アンタ
ほんとに帰るのかい アンタ
ほんとに帰るのかい アンタ
寂しい僕をほったらかして アンタ

君だけが アンタ
オンナノコ アンタ
他のオンナはオンナじゃないさ アンタ
このまんま アンタ
待ちくたびれて アンタ
ぼくは歳をとってゆくのかい アンタ
それでもいいんだよ アンタ
それでもいいんだよ アンタ
入れ歯になっても君を待つのさ アンタ

愛してる アンタ
昼も夜も アンタ
きょうも寝れないで朝が来たのさ アンタ
フラフラと アンタ
いつものバスで アンタ
君住む街にやって来たのさ アンタ
どうしてくれるんだい アンタ
どうしてくれるんだい アンタ
こうしてきょうも暮れてゆくのかい アンタ

好きだから アンタ
キスさせて アンタ
だから今夜も逢いに来たのさ アンタ
このまんま アンタ
いつもの道を アンタ
いつものように帰るのかい アンタ
ほんとに帰るのかい アンタ
ほんとに帰るのかい アンタ
寂しい僕をほったらかして アンタ
寂しい僕をほったらかして アンタ


5.ウンジャラゲ

作詞:藤田敏雄
作曲:宮川泰

月曜日は ウンジャラゲ
火曜日は ハンジャラゲ
水曜日は スイスイスイ
木曜日は モーリモリ
金曜日は キンキラキン
土曜日は ギンギラギンのギンギラギンの
ギンギラギンのギン
日曜日は ランラ ランラ ランラン

ウンジャラゲの ハンジャラゲ
スイスイスイの モーリモリ
キンキラキンのギンギラギン
ランラ ランラ ランで一週間

あけみちゃんは ウンジャラゲ
みどりちゃんは ハンジャラゲ
はるみちゃんは スイスイスイ
さゆりちゃんは モーリモリ
じゅんこちゃんは キンキラキン
みえちゃんは ギンギラギンのギンギラギンの
ギンギラギンのギン
どれもけっこう ランラ ランラ ランラン

ウンジャラゲの ハンジャラゲ
スイスイスイの モーリモリ
キンキラキンのギンギラギン
ランラ ランラ ランで一週間

サラリーマンは ウンジャラゲ
お役人は ハンジャラゲ
国会議員は スイスイスイ
お百姓さんは モーリモリ
お巡りさんは キンキラキン
大学生は ギンギラギンのギンギラギンの
ギンギラギンのギン
みんなそろって ランラ ランラ ランラン

ウンジャラゲの ハンジャラゲ
スイスイスイの モーリモリ
キンキラキンのギンギラギン
ランラ ランラ ランで一週間


6.アッと驚く為五郎

作詞:河野洋
作曲:宮川泰

娘もようやく幼稚園(ムヒョムヒョムヒョ)
一家だんらん夕食後(ムヒョムヒョムヒョ)
ママにかわって(ムヒョムヒョ)
おふろにさそえば(ムヒョムヒョ)
おやじにむかってパパ エッチ(ムヒョムヒョムヒョ)
「アッと驚く為五郎」 為五郎

親父に向って ナンセンス(ピラピラピラ)
先生に向って ナンセンス(ピラピラピラ)
デモで見そめた(ピラピラ)
娘と結婚(ピラピラ)
出来た子供がナンセンス(ピラピラピラ)
「アッと驚く為五郎」 為五郎

浮気心にさそわれて(ヘチョヘチョヘチョ)
彼女の家に行ってみた(ヘチョヘチョヘチョ)
ベットの上の(ヘチョヘチョ)
写真を見たら(ヘチョヘチョ)
家(うち)の娘の同級生(ヘチョヘチョヘチョ)
「アッと驚く為五郎」 為五郎

ロングヘヤーにパンタロン(オヂョオヂョオヂョ)
後姿に惚れ込んで(オヂョオヂョオヂョ)
前にまわって(オヂョオヂョ)
その顔見れば(オヂョオヂョ)
こんなことあるかしら 我が息子(オヂョオヂョオヂョ)
「アッと驚く為五郎」 為五郎


7.酒のめば

作詞:なかにし礼
作曲:川口真

会社の宴会で のむ酒は
お流れ頂戴 ご返盃
浮かれ踊れも いのちがけ
女房子供にゃ 見せられぬ

チョイト一杯のつもりでのんで
わかっちゃいるけど やめられねェ

好きな女と のむ酒は
しんねりむっつり 四畳半
口に出せない 下心
下手なさのさを うなりだす

なんだ なんだ なんだエー ナンダ
わたしゃさびしいのよハー

戦友たちと のむ酒は
帰らぬ友を 思い出す
俺のかいなに いだかれて
死んだあいつの あの笑顔

ここはお国の 何百里
友は野末の 石の下

同窓会で のむ酒は
先生も生徒も無礼講
みんな偉そに してるけど
学校時代の ガキの面

仰げば尊し わが師の恩
ナンセンス いざさらば

ひとり酒場で のむ酒は
誰に遠慮がいるものか
うっぷん晴らしのホラ吹いて
あおる二級酒 コップ酒
あおる二級酒 コップ酒


8.全国縦断追っかけのブルース

作詞:毛利久
作曲:宮川泰

―この物語は過ぎ去った愛を求めて南から北へと
果てしない旅に出た七人の男の遍歴の記録である―

さゆりさがして夜の町
忘れられない面影を ネオン伝いにたずねれば
「いたかい?」
「いやーそれがほんの一足ちがいでネー」
あゝ、むなしさだけの小倉 指宿 門司 別府

さゆり恋しい夜の町
白いうなじの想い出を ネオン伝いにたずねれば
「いたかい?」
「あー、生きるって耐える事なのね」
あゝ、夜霧も悲しい祇園 十三 新世界

さゆり追いかけ夜の町
赤いくちびる恋しくて ネオン伝いにたずねれば
「いたかい?」
「いやー、いないとなるといないネー」
あゝ、霧雨けむる銀座 新宿 北千住

さゆりいないか夜の町
細い指先ふれたさに ネオン伝いにたずねれば
「いたかい?」
「あ、イニャーヨ」
あゝ、月も泣いてる横手 花巻 片山津

さゆりたずねて北の果て
長い黒髪なぜたさに ネオン伝いにたずねれば
「いたかい?」
「もうどうなったっていいんだよ」
あゝ、夜風もしばれる釧路 紋別 長万部
さゆり! さゆり! さゆり! さゆり! さゆり!

「うるせーナー! 今何時だと思ってんだ! コノー!」


9.おとこ節

作詞:川内康範
作曲:猪俣公章

かあちゃんぼやくな おれだって
つらいいのちを生きている
思えばお前にいじめられ
可愛いわが子にゃさげすまれ

親父はずれてる なっちょらん
ようやく学校へ行かせても
親のすねからこころまで 噛りに噛る面の皮

せめては想い出 ねんころり
花の初恋なつかしく
そっとかくれて逢ったけど 昔の人はもういない

猫の目くるくる 世が変り
恋も人情も古ぼけた
そこで浮気をしてみたが
ソロバンカチャカチャ眠れない

泣いてくれるな わが友よ
おれもお前も色あせた
サムライ日本の生き残り せめて歌およ男節
男ナミダの物語り


10.この際カアちゃんと別れよう

作詞:青島幸男・上野玲児
作曲:萩原哲晶

「貴方はこの女性を一生の伴侶として
とこしえに愛しますか」
「愛します」

子供もなんとか 大きくなった
車も買ったし 家もある
実家の財産ハイハイ すっかりなくなったハイハイ
“この際カアちゃんと別れよう”

たばこも吸わず お酒も飲まず
浮気もしないが モテもせず
世の中これでハイハイ 本当にいいのかなハイハイ
“この際カアちゃんと別れよう”

日曜大工で こき使われて
済めば留守番 そのあと子守
もらうこずかいハイハイ タッタの五十円ハイハイ
“この際カアちゃんと別れよう”

俺も男と 生まれたからにゃ
何で言えない この一言が
叫んでみたいなハイハイ どなってみたいハイハイ
“この際カアちゃんと別れよう”

今度この世に 生まれた時も
一緒に暮らすと 約束するさ
だから言うだけ 言わせてほしい
“この際カアちゃんと”
“この際カアちゃんと”
“この際カアちゃんにあやまろう”


11.こんな女に俺がした

作詞:阿久悠
作曲:鈴木邦彦

たばこふかして 肌まで出して
酒の匂いも 身につけて
これが女か これでも女
責めてみたとて しょうがない
こんな女に 誰がした
誰がした 誰がした 誰がした
俺がした

抱けば柳の 小枝のように
やせてしなった お前だが
これが女か これでも女
柳いつしか 松の幹
こんな女に 誰がした
誰がした 誰がした 誰がした
俺がした

男ぎらいで 知られたお前
今じゃうわさの たねばかり
これが女か これでも女
少し薬が ききすぎた
こんな女に 誰がした
誰がした 誰がした 誰がした
俺がした

だれて今頃 女房は昼寝
馬鹿なさだめの 身のつらさ
これが女か これでも女
やさしい言葉の かげもない
こんな女に 誰がした
誰がした 誰がした 誰がした
俺がした


12.男の憲法

作詞:上野玲児
作曲:平尾昌晃

生まれ故郷は 憎くはないが
男の憲法 貫くために
国を捨てなきゃ 世界は見えぬ
義理と人情のしがらみ越えて
裸一貫 明日に飛ぼう
男が六法 踏む花道は
世界にかかる 虹の橋
あれだあれだ俺らの 男の舞台
ハハハ…… バァカヤロー

女心に 迷っていては
男の憲法 守って行けぬ
泣くな男が 振り向くものか
女の涙の 嵐の中を
未練きっぱり 明日に走る
燃えてゆらめく 水平線に
さっと浮かんだ 太陽よ
あれだあれだ俺らの 男の姿
ハハハ…… バァカヤロー

生命ひとつが 投げ出せないで
男の憲法 口にはしない
棄てて来たんだ くだらぬものは
銭も名誉も 浮世の義理も
生命燃やして 明日に生きる
夜空にきらめく 希望の星は
明日のこの世の 道しるべ
あれだあれだ俺らの 男の生命
ハハハ…… バァカヤロー


13.かあちゃん

作詞:上野玲児
作曲:森岡賢一郎

かあさんだって おふくろだって
いやあ 俺にはかあちゃんは
やっぱりかあちゃんなんだ なかあちゃん
かあちゃん かあちゃんの匂いはにがく
おどおどとして みじめで暗いにおいだったけなー
黙ってただ働き続ける
しわぶかいかあちゃんの寝顔よ
かあちゃんは一日だって休んだ事があったけかー
笑った顔さえ俺らよー
見た事がなかったぜ

かあちゃんと別れた朝
駅まで見送ってくれたっけなー
かあちゃんのなにげない涙顔
達者でなー そっともたせてくれた
あの大きなむすび
汽車の中で食べようとして気になった
前の席の女の子よ
俺はなんだかはずかしいような気がしちまって
あの包みを座席の下に捨ててきちまった
ごめんな かあちゃん

かあちゃんにうえた日々
ついてまわる田舎者の名札に
おびえ続けながら生きた
ささくれた手でにぎらせてくれた
かあちゃんのあのお守り札
安酒にゆがんだ女の面
投げやりな俺らの毎日
でもかあちゃんのあのささくれた手が
そっとそっと抱いていてくれたんだ
ありがとう かあちゃん

かあちゃんのもとへ帰る日
かあちゃんの匂いを夢みたんだよ
たえ続けるすべを教えてくれた
かあちゃんのひたむきな生き方
曲った腰をのばしてよ
精一杯笑ってくれよな かあちゃん
たくましく育ったこの胸でよ
一刻も早く抱きしめてやりたいんだ
かあちゃんの欲しがってたあの紬の
着物 色々みやげ買ったぜ
俺 かあちゃん帰るからなー
待っててくれよ
かあちゃん かあちゃん


14.僕はしゃべれるんだ

作詞:R.M.Sherman・R.B.Sherman・訳詞:安井かずみ
作曲:R.M.Sherman・R.B.Sherman

しゃべれる しゃべれるんだ!!
しゃべれる ほんとにしゃべれる
すてきだ
しゃべれるんだ 初めて
今しゃべれる 皆んなと 同じに
話しが出来る わかるだろう ねエ
僕の言葉
何か言いたい たい たい もっと

昨日までは 変な声ばかり出して
笑われていたけど
それが今ではちがうんだ
自分の思う事がしゃべれる
すてきだ
しゃべれるんだ 初めて
今しゃべれる 皆んなと 同じに
話しが出来る わかるだろう ねエ
僕の言葉
何か言いたい たい たい もっと

自分でも まだ信じられないくらい
ともかく しゃべってる
このまま ああ一生しゃべり続けても
僕は平気だよ
すてきだ
しゃべれるんだ 初めて
今しゃべれる 皆んなと 同じに
話しが出来る わかるだろう ねエ
僕の言葉
何か言いたい たい たい もっと

しゃべれる しゃべれる ……………
僕はしゃべれるんだ!!


15.ゲップゲップの歌

作詞:R.M.Sherman・R.B.Sherman・訳詞:安井かずみ
作曲:R.M.Sherman・R.B.Sherman

食べ切れないほど
ごちそう ごちそう だらけ
博覧会場
皆んなが帰った 後は 君の番さ
オーすばらしい

メロンの皮 ホット・ドッグ
クッキーでも綿あめでも
アイスクリーム ハンバーグ
まだ食べられる イエス イエス

ポップコーンも リンゴも
バナナも サンド・イッチも
まだまだあるかい スゴイナ
イエス イエス イエス

食べ切れないほど
ごちそう ごちそう だらけ
博覧会場
皆んなが帰った 後は 君の番さ
オーすばらしい

ゲップ ゲップ ゲップ


16.これで日本も安心だ!

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

今の若い人はうれしいね
マンガもディスコもスケボーもあきた
たまにゃ学校にもいってやろか
口を開けば
メシ…カネ…ウルセーナー…
他に言うことネーのかナー
いつかお前らも自分でかせぐ
そん時泣いてもオラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャ フンニャ フンニャ フンニャ
フンニャ フンニャ フンニャフニャ
これで日本も安心だ

今の若い人はうれしいね
サーフだ スキーだ ナナハンも欲しい
買わなきゃ家出だアンパンだ
何か聞いても
ベツニ…カンケイネーヨ…ダサイナ…
他に言うことネーのかナー
いつかお前らも結婚するんだろう
どんなのが来たってオラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャ フンニャ フンニャ フンニャ
フンニャ フンニャ フンニャフニャ
これで日本も安心だ

今の若い人はうれしいね
親に連れられ入学入社
独身貴族を決めこんで
仕事たのめば
ムリデス…ダメデス…デキマセン…
他に言うことネーのかナー
いつかお前らも親父になるだろう
どんな子が出来たってオラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャラカ フンニャラカ オラ知らネー
フンニャ フンニャ フンニャ フンニャ
フンニャ フンニャ フンニャフニャ
これで日本も安心だ
フンニャ フンニャ フンニャ フンニャ
フンニャ フンニャ フンニャフニャ
これで日本も安心だ


17.スーダラ節'79

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

チョイト一杯の つもりで飲んで
いつの間にやら ハシゴ酒
気がつきゃ ホームのベンチでゴロ寝
これじゃ身体に いいわきゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
ア ホレ スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スーダララッタ スイスイ

ねらった大穴 見事にはずれ
頭かっと来て 最終レース
気がつきゃ ボーナスァ すっからかんのカラカラ
馬で金もうけ した奴ぁないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
ア ホレ スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スーダララッタ スイスイ

一目見た娘に たちまちホレて
よせばいいのに すぐ手を出して
ダマしたつもりが チョイとだまされた
俺がそんなに もてる訳ゃないよ
分かっちゃいるけど やめられねぇ
ア ホレ スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スラスラ スイスイスイ
スイスイ スーダララッタ
スーダララッタ スイスイ


18.オムライスチョンボNo.5

作詞:高平哲郎
作曲:中村誠一

「オムライス・チョンボ!」(チョンボ)
ブツブツ・チョンボ(チョンボ)
プンプン・チョンボ(チョンボ)
オムライス・チョンボ
許せないの オムライス・チョンボ

正式なオムライス チョンボではないオムライス
白いお皿に 黄色い卵
赤いケチャップ たっぷり
グリンのパセリ ニッコリ
ぼくの好みのオムライスはそれ!
炒めゴハンに おいしいチキン
赤いケチャップ たっぷり
ケチャップのびん からっぽ
卵にかける ケチャップがナイ!
好きなのは ピチャピチャケチャップ
でもきょうは ケチケチケチャップ
「オムライス・チョンボ!」(チョンボ)
ブツブツ・チョンボ(チョンボ)
プンプン・チョンボ(チョンボ)
オムライス・チョンボ
許せないの オムライス・チョンボ

インチキなオムライス チョンボだらけのオムライス
炒めゴハンは ベタベタしてる
厚すぎ卵 こんもり
多過ぎケチャップ しょっぱい
パパの好みのオムライスはそれ!
好きなのは ピチャピチャケチャップ
でもきょうは ケチケチケチャップ
「オムライス・チョンボ!」(チョンボ)
ブツブツ・チョンボ(チョンボ)
プンプン・チョンボ(チョンボ)
オムライス・チョンボ
許せないの オムライス・チョンボ

許せないの オムライス・チョンボ
インチキ オムライス・チョンボ


19.毎度毎度のおさそいに

作詞:伊藤アキラ
作曲:はやし・こば

毎度毎度のおさそいに
ああ おさそいに
イヤダ イヤダで ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!

あの日かぎりと 思いつつ
今夜かぎりと 思いつつ
またも来ました ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!

毎度毎度のおさそいに
ああ おさそいに
イヤダ イヤダで ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!
恋はふたりで つくるもの
抱いて抱かれて 育つもの
なんて言われたって ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!

毎度毎度のおさそいに
ああ おさそいに
イヤダ イヤダで ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!
夢は上手に 見せましょう
嘘は上手に つきましょう
どうせ一夜の ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!

毎度毎度のおさそいに
ああ おさそいに
イヤダ イヤダで ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!
甘い話は 少ないと
気づくころには 夜があける
できりゃ毎晩 ホホホイのホイ!
ホホホイのホイ!

毎度毎度のおさそいに
(その調子)
毎度毎度のおさそいにと
ホホホイのホイ!


20.実年行進曲

作詞:青島幸男
作曲:大瀧詠一

「気にしない 気にしない
ただ前進あるのみ 行くぞ!」

俺たちゃ実年 文句があるか
背は低いが プライド高い
機械には弱いが 女には強い
ガンガン行こうぜ
まだこれからさ
毎晩いっても大丈夫 大丈夫

俺たちゃ実年 文句があるか
体は堅いが 頭も堅い
気が短いぶん 説教は長い
馬鹿にすんなよ
まだこれからさ
毎晩いっても大丈夫 大丈夫

俺たちゃ実年 文句があるか
サイフは薄いが 人情はあつい
ポピュラーはダメでも 演歌は得意
止めてくれるな
毎晩いっても大丈夫 大丈夫

「さあこの調子で
100まで行こう!」


21.新五万節

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

学校出てからウン十年
今じゃ会社の大社長
キャバクラ通いのつれづれに
口説いた女が 五万人

学校出てからウン十年
今じゃ議会の大物で
あっちゃこっちゃと口きいて
とったワイロが 五万円

学校出てからウン十年
決死の覚悟で脱サラし
一攫千金 夢にみて
引いた屋台が 五万台

学校出てからウン十年
今じゃゴルフの大ベテラン
フック、スライス、テンプラで
無くしたボールが 五万箱

学校出てからウン十年
今じゃ芸能レポーター
しつこくスターを追いまわし
はりたおされたの 五万回

学校出てからウン十年
今も無職の風来坊
競輪、競馬に、パチンコ、マージャン
つぶしたサラ金 五万軒

学校出てからウン十年
今じゃテレビのプロデューサー
やらせやらせのあけくれで
書いた始末書 五万枚

学校出てからウン十年
今じゃ医学の大権威
体に悪いと知りながら
誓った禁煙 五万回

学校出てからウン十年
今じゃ世紀の芸術家
ロンドン、パリをまたにかけ
爆発したのが 五万回

学校出てから三千年
今日は仙人のクラス会
死んだり生きたり入れかわり
あきれた神様 五万体


22.アイヤ・ハラホロ

作詞:高平哲郎
作曲:仙波清彦

どひゃー こりゃあ驚いた たまげた話でしょう
そりゃあないでしょう
むひょー 夜がまた来れば 朝がすぐに来て
世紀末がくる
今のうちに何かしよう うちの掃除洗濯
犬の散歩 猫にブラシ ふとん干して ゴミ捨て
忙しいぞ それ急げ 忙しいぞ それ急げ
忙しいぞ それ急げ (ハラホロヒレ)
ひひゃー 夜がまた来れば 朝がすぐに来て
世紀末がくる

どひゃー こりゃあ驚いた たまげた話でしょう
そりゃあないでしょう
むひょー 夏がまた来れば 冬がすぐに来て
世紀末が来る
今のうちに何かしよう 庭に野菜栽培
木戸を直し 塀にペンキ 車洗い 水まき
忙しいぞ それ急げ 忙しいぞ それ急げ
忙しいぞ それ急げ (ハラホロヒレ)
むひょー 夏がまた来れば 冬がすぐに来て
世紀末が来る

今のうちに何とかしよう すぐに禁酒禁煙
刺激物は避けて通り 朝はラジオ体操
忙しいぞ それ急げ 忙しいぞ それ急げ
忙しいぞ それ急げ (ハラホロヒレ)
ひひゃー こりゃあ驚いた たまげた話でしょう
そりゃあないでしょう
むひょー 夜がまた来れば 朝がすぐに来て
世紀末がハラホロヒレホロヒレハラ
ハラホロヒレハラ


23.ホンダラ行進曲

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

一つ山越しゃ ホンダラダホイホイ
もう一つ越しても ホンダラダホイホイ
越しても越しても ホンダラホダラダ
ホイホイ

どうせこの世は ホンダラダホイホイ
だからみんなで ホンダラダホイホイ
ホンダラダ ホンダラダ ホンダラホダラダ
ホイホイ

ホンダラホダラダ ホンダラホダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダララッタ ホンダララッタ
ホンダラホダラダ ホイホイ

あの娘と会ったら ホンダラダホイホイ
この娘と会っても ホンダラダホイホイ
会っても会っても ホンダラホダラダ
ホイホイ

どうせ女は ホンダラダホイホイ
だから男は ホンダラダホイホイ
ホンダラダ ホンダラダ ホンダラホダラダ
ホイホイ

ホンダラホダラダ ホンダラホダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダララッタ ホンダララッタ
ホンダラホダラダ ホイホイ

あっちへ行っても ホンダラダホイホイ
こっちへ行っても ホンダラダホイホイ
行っても行っても ホンダラホダラダ
ホイホイ

どうせどこでも ホンダラダホイホイ
だから行かずに ホンダラダホイホイ
ホンダラダ ホンダラダ ホンダラホダラダ
ホイホイ

ホンダラホダラダ ホンダラホダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダララッタ ホンダララッタ
ホンダラホダラダ ホイホイ

あれをやっても ホンダラダホイホイ
これをやっても ホンダラダホイホイ
やってもやっても ホンダラホダラダ
ホイホイ

何をやっても ホンダラダホイホイ
だからやらずに ホンダラダホイホイ
ホンダラダ ホンダラダ ホンダラホダラダ
ホイホイ

ホンダラホダラダ ホンダラホダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダララッタ ホンダララッタ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダラホダラダ ホイホイ


24.二十一世紀音頭

作詞:伊藤アキラ
作曲:三波春夫

明けて万国 世直し祭り
ドンとバラ色 派手派手花火
未来暦の 新発売
百万金貨も キンキラキン(ハイ)
(キタカ ハイハイ マッテタ ホイホイ)
胸はドキドキ 弥生式
本日開店(ソレソレソレソレ)21世紀

親父見てくれ 時代の夜明け
バイオ育ちの 笑顔がニクイ
山もたんぼも 超伝導
住宅ローンも ロングラン(ハイ)
(キタカ ハイハイ マッテタ ホイホイ)
明日は故郷の ニシキゴイ
ドジョコもフナコも(ソレソレソレソレ)21世紀

月の砂漠の 涙のあとも
赤いデルタに 流した汗も
今は昔の 千一夜
握手と拍手で シャンシャンシャン(ハイ)
(キタカ ハイハイ マッテタ ホイホイ)
まわる地球に鬼はない
東西南北(ソレソレソレソレ)21世紀

不老長寿の ソーラー・パワー
浮いた浮いたの スーパー・リニア
虹へ銀河へ 超特急
満開前進 スイスイスイ(ハイ)
(キタカ ハイハイ マッテタ ホイホイ)
ここで会ったが 百年目
めでたしめでたし ソレソレソレソレ 21世紀
ここで会ったが 百年目
めでたしめでたし ソレソレソレソレ 21世紀


25.地球温暖化進行曲

作詞:伊藤アキラ
作曲:宮川泰

地球が暑くなって どこわりい
暖房いらずで いいじゃないか
水道ひねれば 温泉で
牛乳しぼれば 粉ミルク ソレ!
どんどん だんだん 温暖化
どんどん だんだん 温暖化
こんな地球に 誰がした
けっこう 毛だらけ 灰だらけ
けっこう 毛だらけ 灰だらけ

地球が暑くなって どこわりい
二酸化炭素で いいじゃないか
男は腹巻 ステテコで
女はビキニで 盆おどり ソレ!
どんどん だんだん 温暖化
どんどん だんだん 温暖化
こんな地球に 誰がした
けっこう 毛だらけ 灰だらけ
けっこう 毛だらけ 汗だらけ

どんどん だんだん 温暖化
どんどん だんだん 温暖化

どんどん だんだん 温暖化
どんどん だんだん 温暖化


26.花と小父さん

作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助

小さな花にくちづけをしたら
小さい声で僕に言ったよ
小父さんあなたはやさしい人ね
私を摘んで お家につれてって
私はあなたのお部屋の中で
一生懸命咲いて慰めて上げるわ
どうせ短い私の命
小父さん見てて 終るまで

可愛い花を僕はつんで
部屋の机に飾っておいた
毎日僕は急いで家に
帰って花とお話をした
小さいままで 可愛いままで
或る朝花は散っていったよ
約束通り僕は見ていた
花の生命の 終るまで 終るまで


27.笑えピエロ

作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助

君は僕を笑ってる
僕は君を笑わせる
笑おう 笑おう 笑おう 笑おう おもいきり
君もピエロ
僕もピエロ
誰でも心は泣いている
心は泣くのにいそがしい
だから
笑うと涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ

君は僕を夢見てる
僕は君を夢見てる
見よう見よう眼をとじて
せめて今日は
せめて今は
誰でも心は淋しいぜ
心は一人で泣いている
だから
笑うと涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ

ほら涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ
ほら涙が出てくるぜ


28.少年の日の夢

作詞:伊藤アキラ
作曲:宮川泰

少年の日ひとは誰も
いっぱいの夢追い続けてた
届きそうで届かないうちに
夢は遥か大空の彼方
長かったようで短くて
苦しかったようで楽しかった
もう一度と思うけど
誰もあの日に帰れない
帰りたくても帰れないなら
今夜は楽しい夢でも見よう
少年の日の夢

少年の日ひとは誰も
あこがれに胸ときめかせてた
大事すぎて話せないうちに
愛は遥か夕焼けの彼方
軽かったようで重たくて
忘れきったようで覚えていた
もう一度と思うけど
誰もあの日に戻れない
戻りたくても戻れないなら
今夜は嬉しい夢でも見よう
あの日の君の夢

帰りたくても帰れないなら
今夜は楽しい夢でも見よう
少年の日の夢


29.銀座イエスタデイ

作詞:伊藤アキラ
作曲:宮川泰

みゆき通りの ティールーム
マンボズボンの バンドマン
それは たしか 俺だった ような
そんな気がする 今日の雨
ああ、あのころは あのころは
銀座イエスタデイ

ポニーテールの 女の娘
あれはテネシー ジャズ喫茶
そうね たぶん 最初だった ような
思い出させる 今日の雨
ああ、あのひとは あのひとは
銀座イエスタデイ

赤いネオンの 有楽町
日比谷 日劇 西銀座
みんな みんな 夢だった ような
忘れられない 今日の雨
ああ、つかのまの つかのまの
銀座イエスタデイ
銀座イエスタデイ


30.今日もやるぞやりぬくぞ

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

今日もやるぞ やりぬくぞ ソレ!
売り上げ グングングングン 増えてゆき
顔が バンバンバンバン 広くなり
金が ジャカスカジャカスカ 入ります
靴が ドンドンドンドン 減ってゆく
「アレ?」


31.やせがまん節

作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶

あー いやだよいやだよ 金持ちゃいやだ
ボンヤリ寝てても 利息がふえる
ほれた女を 女房にしても
金が目当てじゃないかと 気にかかる
あー 金持ちにちゃ なりたくないね
イヤまったくなりたくない

あー いやだよいやだよ 色男はつらい
今夜はあの娘か 明日はこの娘
デイトデイトで 寝るヒマもない
たまに一人で飲んでりゃ マダムに口説かれる
あー 女にゃ モテたくないね
イヤまったくモテたくない

あー いやだよいやだよ 部長はいやだ
目つきは悪いし 頭も悪い
腹は突き出し 血圧高い
たまににっこり笑っても 女は寄りつかない
あー 部長にゃ なりたくないね
イヤまったく気の毒ね


32.無責任数え唄

作詞:塚田茂
作曲:萩原哲晶

一つとせ
人もうらやむ つき具合
やることなすこと 大当り
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

二つとせ
ふられたはずみに 又出来た
別れたところで 又出来る
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

三つとせ
みるまにふえる 札の山
数えつかれて マッサージ
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

四つとせ
酔ってさわいで 高いびき
気がつきゃ 会社の大社長
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

八つとせ
やっつけ仕事が 図に当り
五六七ぬかして シラン顔
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

九つとせ
子供のケンカに 親がでる
親のケンカにゃ 俺がでる
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ

おわりとせ
およびでないのに シャシャリ出て
ごたくならべて サヨウナラ
モンクアルカヨ アルハズァナイ
ソー ナンダカンダナンダカンダ
アルハズァナイ


33.雨あがり

作詞:堤優子
作曲:久米大作

雨あがり ぽたぽた 傘のしずく
コスモスは ゆらゆら 庭の隅で
みずすまし ひらひら 池のほとり
小鳥たち ちゅんちゅん 屋根の上で

雨あがりは みんなで歌う
晴れた 広場で みんなは踊る
青空 雲は流れて
光りが さしこんでくる
七色の虹を 渡ろうよ
子供たち ぴちゃぴちゃ 水たまりで
つくしんぼ すくすく 空見上げて

雨あがりは みんなで歌う
晴れた 広場で みんなは踊る
青空 雲は流れて
光りが さしこんでくる
七色の虹を 渡ろうよ

かたつむり のそのそ 楽しそうに
白いシャツ さらさら 風になびく

雨あがり ぽたぽた 傘のしずく
コスモスは ゆらゆら 庭の隅で


34.愛してタムレ(NEWヴァージョン)

作詞:ヒライワ・タカシ
作曲:萩原哲晶

タムレ タムレ 愛してタムレ
タムレ タムレ 愛してタムレ
ぼくはやさしい 一人者(もん)
この世にまれな いい男
たくさん たくさん 愛してタムレ
やさしく はげしく 愛してタムレ

タムレ タムレ 愛してタムレ
タムレ タムレ 愛してタムレ
ぼくはかわいい 一人者(もん)
おやじゆずりの いい男
たくさん たくさん 愛してタムレ
やさしく はげしく 愛してタムレ

タムレ タムレ 愛してタムレ
タムレ タムレ 愛してタムレ
ぼくはスマート いい男
誰もがみとめる いい男
たくさん たくさん 愛してタムレ
やさしく はげしく 愛してタムレ


35.怪奇ラップ現象

作詞:高平哲郎
作曲:仙波清彦

ジェイソン フレディ ブギーマン
吸血鬼 ミイラ男 アマゾンの半漁人
月見て吠える朔太郎
月出て変わる狼男
13日の金曜に やって来たのは御存じエルム街
エクソシスト 悪魔払い ビビディバブディブー
霊気漂う幽霊屋敷 礼儀知らないかつおの刺身
皿に乗って メンチカツ 壁にぶつかる
ベット飛び上がり ペット駆け回り
ポルターガイスト
歌って やたら音がして 包んで冷凍
それが正しいラップ現象

暗い夜道 森の奥 底なし沼
霧深く 風が不気味に 揺れるろうそく
桜の木の下に埋める基次郎
桜も咲かないシャイニング
14日の土曜に 迷い込んだのはお定まりの墓場
ゾンビトンビ くるりと輪をかく アブラカタブラ
寒け 鳥肌 夜中の墓場 食い気 人肌
田舎の酒場 丼鉢 胡瓜もみ 床に広がる
するめちぎれ 久留米がすり ポルターガイスト

歌って やたら音がして 包んで冷凍
それが正しいラップ現象

鉄の爪 まさかり 電気のこぎり
ジャックナイフ 剃刀 太いロープ
蜘蛛の糸たぐる龍之介
雲たちこめるサスペリア
15日の日曜に 包丁研いでる鬼気迫る鬼婆
悪魔のいけにえ 刺あるマロニエ
エロイムエスサイム
えじき はらわた 無人の館 下敷き
血しぶき 天地が逆さ
安楽椅子 窓のガラス 天井にぶら下がる
おたまじゃくし 磁石回る ポルターガイスト
歌って やたら音がして 包んで冷凍
それが正しいラップ現象


36.針切じいさんのロケン・ロール(オリジナル・ヴァージョン)(The Purple People Eater)

作詞:さくらももこ・SHEB WOOLEY
作曲:SHEB WOOLEY

盆暮れ 正月 やたらと忙し
年がら年中 大さわぎ
どのみち このみち まわりみち
シンマイ シシマイ テンテコマイ

どうした こうした それから どうした
(おまつり バーゲン もちつき 大会)
そのあと 腰痛 足もと ふらふら
とっても はりきり

いっぱい 食べれば 満腹 天国
満足 極楽 シュラシュシュシュ
あれより これより どれよりも
やっぱり これだよ お母さん

なんだね かんだね 結局 どれだね
(どんぶり ラーメン 決め手は 麺だね)
そのあと ついでに ギョーザも 食べよう
とっても はりきり

スッキリ するには マラソン なわとび
まだまだ いけるよ フラダンス
やらなきゃ ならない 今のうち
がっちり 体力 つけなくちゃ

すんごく 困った どうすりゃ いんだよ
まけるな おちつけ 考えろ
だけども どうにも ならなくて
にっちも さっちも いかないぞ

さあさあ ピンチだ いよいよ 最後か
(いやいや 見せ場は これから 本番)
どんでん返しで かわして やるのさ
とっても はりきり

ちゃっかり しっかり 針切じいさん
こうなりゃ みんなで はりきろう
楽しく 生きよう この人生
パーッと 歌えば 花も咲く


37.サーフィン伝説:Wipe Out~Movin'~Pipeline~Miserlou~Cruel Sea~Diamond
Head~Wipe Out~Movin'


38.FUN×4

作詞:松本隆
作曲:大瀧詠一

手に入れてしまったよ お目当てのあの娘を
コテージをさまよい出て
星の降る Starry, Starry Night
夜を抱きしめた

今宵もギター抱いて眠るつもりだったのに
「散歩しない?」って呼び出されて
暗がりで Kissn' In The Dark
とんとんとん拍子さ

さあ ポーカーなら
Aのフォー・カード
今つきまくった
ぼくに 賭けなよ

踊りながら カレッジの名前を聞き出した
二日目のプロポーズに
三月目に Wedding bells are ringing
四人の子供さ

手に入れてしまったよ お目当てのあの娘を
もし君がぼくのように
楽しみを 四倍にしたいと言うのなら
月に吠えるのさ


39.笑って笑って幸せに

作詞:山口あかり
作曲:平尾昌晃

アハハのイヒヒのウフフのへ
アハハのイヒヒのウフフのへ
ララ 笑って幸せに

泣いて暮らすも浮き世なら
笑って楽しく生きようよ
笑いは 長生きするモトさ
遠慮しないで しないで笑おうよ

まごころこめて僕たちは
笑いをお届けいたします
今日も 明日も あさっても
心の底から 底から笑おうよ
アハハのイヒヒのウフフのへ
アハハのイヒヒのウフフのへ
ララ 笑って幸せに

あなたが笑ってくれた時
ただそれだけで僕たちは
悩みも 疲れも ふっとんで
なによりいちばん いちばん幸せさ

みなさん 今日はありがとう
あなたがいるから僕がある
笑って 笑って 幸せに
だから泣き顔 泣き顔見せないで

たとえこのまま別れても
またいつの日か逢えるでしょう
笑って 笑って 幸せに
どうぞそれまで それまでお元気で
アハハのイヒヒのウフフのへ
アハハのイヒヒのウフフのへ
ララ 笑って幸せに